厚生労働省は、新型コロナウイルス水際対策の誓約に違反した日本人3名の氏名などを公表した。
厚生労働省が実施している「水際対策」として、「検査証明書の提示」「日本入国後14日間待機」がある。
これらを違反した場合、日本人については、氏名、感染拡大防止策に関する情報が公開され得るとし、今回初めて公表された。
3人は、入国後、自宅待機中に「健康状態の報告、位置情報の報告及びビデオ通話に一度も応答しなかったという。
【水際対策の概要】
海外から日本へ入国するには、国籍を問わず、以下のことが必要になる
- 検査証明書の提示
検疫所へ出国前72時間以内に受けた検査の結果の証明書の提示
- 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出
日本入国前に滞在した国・地域に応じて、検疫所が確保する宿泊施設などでの待機・検査を受ける
14日間の公共交通機関の不使用、自宅などでの待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入などに誓約する
●厚生労働省HP
入国時の誓約に違反した事例
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00282.html
水際対策に係る新たな措置についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html