ウイルス対策において、手や指についたウイルスを洗い流すことがもっとも重要である。
これは、今や周知の事実だが、実際どのくらいのウイルスが流れているのか。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価をとりまとめ発表したことをうけ、厚生労働省が発表した情報をまとめてみた。
- 手洗いなしの場合
約100万個 - 流水で15秒すすぐ
約1%(数万個) - 石けんやハンドソープで10秒もみ洗い、流水で15秒すすぐ
1回 約 0.01%(数百個)
2回 約 0.0001%(数個)
上記の通り、手洗いを2回繰り返せば、ウイルスはほとんどなくなるのである。
ちなみに、手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はない。
もし、手洗いができないときは、アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)が有効だ。
まずは、自身を清潔に保ち、ウイルス対策を実践しよう。